毎日毎日仕事でミス

私はケアレスミスが人より多い。メンタルも弱く出勤前の抗不安薬は欠かせない。

 

 

今働いている菓子工場でも半年間毎日毎日何かやらかしては怒られている。

 

部署内で1番の新入り(しかもミスが多い)の私に対して網走監獄並みの監視の目を光らせている指導役。

 

例えば4かけの段ボールを6かけにした瞬間怒声が飛ぶ。

 

自分の仕事をしながら新入りの動きを常に見張り瞬時に指摘する。有能過ぎる。

 

それを聞いた周りはまた失敗してる、と認識。後から「今日は失敗ばかりだねw」と笑われたり社員から注意されたりするのである。

 

 

しかし言いたい。

世の中自分で気づけるミスと気づけないミスがある。

私のミスの9割が前者だ(いばるな)。他の人間と同じく、3分見守ってくれたらおかしいことに気付き自分で修正して何事も無かったように出来るのだ。しかしやらかした瞬時に怒られるのでストレスハンパ無いうえ自尊心を傷つけ萎縮してしまう。

 

業務に支障の無い範囲で、での話ではあるが、

自分で気付きリカバリー出来る機会を奪うことは良くないこと、というのが体験して初めてわかった。

 

前職で患者を指導する職に就いていたが、何も理解していなかった。私は一方的で独りよがりな指導をしていたと痛感した。

 

何故ミスをしたのかその人の思考過程を探ろうとせず「短期記憶に障害があるから」と勝手に評価していた。

 

 

 

 

 

これも菓子工場の指導役と同じだった。

 

 

 

 

指導役は私のこねくり回した思考過程の末の行動を全て「単に忘れていた、確認不足」で済ますのである。

そうするとミスの対策から間違うことになる。

前職でいうと患者に対してはなから見当違いの支援計画を練ることになるのだ。

 

工場についての学びは多い。

もし就労支援で精神障害者が工場で働きたいと希望した際、どんな作業工程でつまづきやすいのか実際働いていると考え易い(私もそちら寄りの人間だから)。

 

 

なんてことを考えている時点であれだけ疲弊してた前職に未練があり、いつかまた復帰したいと思っているのだろうか。