大幅値引き不可と記載して出品した29000円のブランドバッグに20000円になりますか?とメッセージがきた。説明文読め、説明文。
一般的にフリマでの値引き交渉は1割引きまでが良識の範囲とされているが(個人的には高額品なら最高5%引きまでと考えている)、ヤツは悪びれもせずあっさり3割を超えてきよった。大物か。
そういえば以前にも3万で出してたリングを家族全員で病気のおばあちゃんへの誕生日プレゼントにしたいが予算が足りないので2万にお願いできませんかと言われて
どうみても婆ちゃん向きのリングじゃないだろ中古の指輪より肩揉みしてやれwと微笑ましく断ったことがある。
5800円で出した人気ゲームソフトに子どもが欲しいと言っているのですが予算が足りず3000円にしていただけませんか?もあった。
いや、その前にまず「予算内で買えるものを買う、買えないなら我慢する」という基本的なことを子どもに教えるべきだろう母親として。
こういう芝居がかった値引き要求も多々ある。誰かをダシにしたせこい値引き要求は好かないので100%断っている。
話を戻す。
これは偵察せねばなるまいとヤツのページに飛んだら、全く同じブランドバッグを31000円で売却した履歴があった。
売った後やっぱり後悔して買い戻す一般人のパターンもあるが、この値引き額とその他出品履歴からして転売目的くさい。
ほーお、転売ヤー相手に鬼神のごとき値切りかまして転売品を仕入れようなんていい度胸してるじゃないか。(バッグは私物で転売品ではないが)
私は以前の記事で「他人が自分の商品を転売しようが気にしない」と書いた。
何故気にしないかというと、転売で旨味が得られるような価格では売らないからだ。
気にしないというより、私の価格から買って転売できるならご自由に、が正しい。
しかし私がここで2万に応じると(応じる気はさらさら無い)ヤツに転売の旨味が出る。負けられない戦いがそこにあった。
10分後、
無言で31000円に値上げした。
私は天高く拳を突き上げた。