工場パートの話

盗難騒ぎがあった

金品ではないのだが、Aさんの私物や支給された備品がロッカーから無くなったらしい

 

疑われたBさんが、Aさんに「犯人はCさんかDさんかも」みたいなことを言ったことがパンデミック、じゃない韋駄天の如くパート内で広まりCさんDさん激怒

 

元からBさんを良く思ってなかった指導者は「ベテランのCさんを犯人扱いするなんて良い度胸してるじゃないの」となんかイキイキしてるっ…!!

 

 

そして色々業務の裁量権を持つエース級のベテラン仲間に事の顛末を報告していた。これはBさん四面楚歌…!

 

 

AさんCさんDさんを慰めるパート仲間

 

 

Bさんという共通の敵を得たことでパート内に妙な熱気と結束が高まる

 

集団力動の視点からいうと「凝集性が高まる」だなあとぼんやり考えるわたくし。

 

私はBさんには個人的な恨みは無いものの乗るしかないこのビッグウェーブに!

 

…が本音である。

何故なら今までどおりBさんと愛想良く談笑していたら間違いなくこちらにもとばっちりが来るからだ。

 

今までなら態度が気にくわないと思われてるくらいならそれは個人の感想なので、

そうなんですかーしらなかった!で同調せず流せていたのだが、

盗難という絶対悪、ある意味錦の御旗の前ではそうなんですかーは通用しない非難の同調圧力が生まれるのだ。

 

Bさんはすでに犯人と目されており、それが真実かどうかはもう関係ない状況だ。

 

保身はしなければいけないし、いきなり冷たくするのも良心の呵責がある。

結局は他のパートが見ている時には自分からはあまり話しかけない、二人きりならいつもどおり話す。を着地点とした。

 

 

嗚呼女だらけの職場は色々面倒だ…